千葉県にあるピアノ教室です。楽しく上達!初めてのお子様、プロを目指す方も学んでいます!

「巨匠、萩原譲治画伯」

先日、世界的巨匠、画家の萩原譲治先生のお宅へお邪魔いたしました。

萩原先生とは家が近所ということもあって、数年前からご懇意にしていただいており、時折先生のご自宅へお招きいただいて数々の絵画作品を拝見させてもらったり、時には私のピアノを聴いてもらったりしております。

先生のアトリエには訪れるたび新しく完成した作品、現在手がけておられる作品などが並べられて、何度見ても目を奪われる「美しさ」「鮮烈さ」が私を刺激してやみません。

絵の知識のない自分でも、見る者を魅了するこの「生命力」「鮮烈さ」は他に類を見ないほど、洗練され、完成された世界のものであることを瞬時に感じ取れました。そしてキャンパスから放たれる強烈なエネルギー、インパクト、と同時にその構図と色合いの織り成す筆舌しがたい美しさと鮮やかさに感動いたしました。

 
※萩原先生のアトリエ       ※完成された一枚

以前お会いした際、萩原先生が芸術に関するお話の中で、「宇宙」と「魂」というテーマについて語っておられました。私は中でも「作品を見れば一瞬でその魂が見える」「魂が濁ってるとそれが絵に現われる」とおっしゃっていた巨匠、萩原譲治画伯の言葉がとても印象に残ってます。 作品に一切の妥協なく、一枚の作品に全身全霊で取り組む巨匠の姿勢を目の当たりにし、本当に身の引き締まる思いをしました。

ピアノ演奏の記録ですが21世紀に入り、アナログからデジタルへと急速に楽器や録音技術が進歩したにもかかわらず、未だに100年近く前の往年の名手達の演奏が我々を魅了するのはなぜでしょうか。高級な画材や絵の具を使おうとも道具を操る人間性が現われる芸術の世界において、人間を魅了するのは究極的には人間なのであって、決して道具や技術ではない。そこに生きた人間性、鮮烈さがある限りその作品は生き続けるのだと改めて実感しました。

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